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これからの教育に必要なのは、偏差値の進路指導ではなく、〝究極〟の進路指導!

更新日:2022年12月25日



究極の進路指導の必要性

本当の意味での進路指導。それは自分はどの様な生き方をしたいのか、どんな仕事をしたいのか、その為にはどんな進路を歩むべきなのかを探究することです。しかしこれまでの日本の進路指導は、学校でも塾でも評定平均と偏差値を見ての合否当落予想でしかなかった。しかし今、それでは子供は確実に露頭に迷う。何故ならこれまであったはずの天竺はもはや存在しないから。頑張って行ってみたらなかった!そんな失敗を侵して欲しくないので、未来に向けた自己決定を助ける究極の進路指導をブログで配信します。


旅先で自分だけ

夏のキャンプ、冬のスキー。行ってみたら自分だけ必要なものを持ってきておらず、悲しい思いをする事。よくありますよね。家に帰ってから「お母さん、私だけ〜持ってなかったよ!」一度のキャンプならゴメンで済みますが、お子さんの人生で同じ事が起こったらどうですか?そうならない為に親が知っておくべきことをこれからblogで進路指導と言う形でお伝えいたします。


教育の目的が単純だった時代

論理的な人は既に気づいているはず。進路指導が不要の時代のその理由。それは教育の目的や、そこから導かれる幸せな人生の歩み方が一つだったから。教育の目的は模試で1点でも高い偏差値を取ること、受験に勝ち抜くこと、そして一つでも高い偏差値の学校に入学し、学歴を手に入れる事でした。


学歴を手に入れると確実にある桃源郷

そのある意味ブレない目的が通用した背景は、学歴と言う通行手形を得る事で待っている世界(実社会)が非常に単純で、確実だったから。平成元年の株価の世界時価総額ランキングTop50に何と32もの日本企業が入っていた(アメリカ17社イギリス1社)。1位がNTTで今は無き日本興業銀行が続き、住友、富士、第一勧銀と5位までを日本が独占。ソニーがニューヨークのロックフェラーを買収し、 Japan as No1と評された頃の日本では、有名企業に就職する事が豊かな人生を手に入れる手段であり、その方程式を支えていたのが学歴であり、そうした社会は学歴を手に入れた人間にとっては、ほぼ確実にそこにある桃源郷でした。そして一度その桃源郷に入ったなら、確実に”上がり”(定年)のご褒美がもらえた時代だった(多くの40代後半から60代以上の人間が今だにその方程式を信じている)。

チーズは確実に無くなった(事を知らない日本人)

1998年に出版された「チーズはどこへ消えた」。バブル崩壊と言う時代背景もあり日本でも400万部を超える大ベストセラーになった。2匹のネズミは迷路の中の住人で、ある日とある部屋に山ほどのチーズを見つけた。それから2匹はなんの疑いもなく来る日も来る日のその部屋に通ってお腹を満たした。しかし突然その部屋のチーズは消える事になる。初め2匹は何かの間違えだと思い、それからもその部屋に通い続けた。数日経って1匹がいよいよおかしいと考え、覚悟を決めて別の部屋を探しに行く。しかしもう1匹はそれでも元の部屋に通い続けた。結果はご存知の方も多いと思う。


確実に世界は変わった〜産業の変化と日本の衰退

先ほどの株価時価総額ランキング、平成31年にTop50に入っている日本企業は何とトヨタ自動車1社だけ。31年のランキングではAppleが1位でマイクロソフト、アマゾンと続く。いわゆるGAFAM。何とコロナの影響もあるだろうが、この5社の時価総額(560兆円)が東証1部2170社(550兆円)の時価総額を上回ってしまった。平成の31年間に何が起こったのか?この理由もご存知の方は多いだろう。そう、産業のイノベーションについて行けなかったのがその主な理由。そしてイノベーションが起こせなかった最大の理由の一つは教育のイノベーションが起こせなかったからに他ならない。ゼロ金利政策でやっとの思いで株価は維持しているが、それは実態の経済力、産業の競争力を全く反映していない。この先一体日本はどうなってしまうのか?子供達が安心して暮らせる経済力を維持できるのだろうか?不安でならない。


究極の進路指導が必要な理由

この様に世界は確実に変わりました。世界それ自体や世界の産業構造の変化、そこで生き抜く為に必要な能力、または稼ぎ方。にも関わらず日本の教育は・・・・と教育論が今回のテーマではないので別の機会に回すとして、今子供達に、特に自分の事を自分で考え、決められるだけの知識と思考力と自立心が備わった中高生に必要な事。それは究極の進路指導だ。成績表や偏差値表(これ自体も既に正確性は低くなっている)を見つめ、先生の側からこれならGMARCHには行けますねとか、生徒の側から、最低でも日東駒専には行きたいですと言った、学校に、しかも日本の名の知れた学校に入る事だけが目的になっている進路指導は、戦闘機に対して竹槍の訓練をしている様なものだと思います。文系理系どっちにするか決めておけよ〜とか、数学が苦手だから文系かなとか。これからはもはや指導ではない。そして今は導くのではなく、自分で自分の進路を決められるようでなければ今後の世界は生きて行けまい。その為に必要なことは、世界が変わってしまった事、学校を出た後待っている世界のこと、人生のステージごとに待っている現実、これらをありありと伝える事だと私は考えます。時代は確実に変化した。50を過ぎた我々が生きてきた人間が描いた世界(チーズ)はもう未来には無い事を伝える事。これが究極の進路指導です。


伝えましょう真実を!こんなに変わった世界の事を

偏差値の低い情報工学より、偏差値の高い大学の学部。生徒たちはいまの世界でどれだけITやAIが当たり前になっているか知りません。プログラミングと英語が出来れば世界中を相手に仕事が出来る事を知りません。日本の場合新卒で就活に失敗すると復活するのは容易ではない事を知りません。日本には派遣社員がどれだけ多いか知りません。欧米先進国が上がっているのに日本の平均給与が20年も上がっていない事を知りません。GDPも他の先進国に比べたら微々たる成長である事も知りません。留学も安価にいける方法はいくらでもあります。欧米でなくても、今や東南アジアだって良質な教育を提供している事も知りません。そして何より、点数(無目的な学歴)では将来は決まらない。将来を決めるのはあなたの意欲と学ぶスキルを筆頭としたコンピテンシーである事を誰も教えません。


仮想通貨などのFintechやAIやVR、教育もどんどんテクノロジー無くしては成り立たなくなっています。昔に比べて若者の投資家も増えました。スタートアップして成功した会社を売却して投資家になる。そんな道もこれからは当たり前です。一旦就職して独立をする。パソコン1台抱えて在宅勤務。通勤無し。ハワイで仕事をして月に一度打ち合わせでシンガポールに出向く。帰りにちょっと東京に立ち寄って友達と会食。こんな生活を今多くの若者がしているのです。


お母さん、私だけ知らなかったよ、プールがあるから水着持って行っていいって!水着くらいなら現地で誰かが買ってくれるかも知れません。でも長年の積み重ねが必要な教育ではそうは行きません。能力を磨くのと同じくらい大事な事。それは世界の変化を伝える事、実感させてあげる事だと思います。そこから何を考え、備えるか!せめてその情報は渡してあげましょう。松下村塾の獅子の様になれとは言わないまでも。


【要約】

今の教育形態の中で社会や社会の変化を伝える時間はありません。

進路指導は合格の当落判断でしかありません。

進路指導とは今や学校を出た後の世界やその後の未来をありありと伝え、さあどうする?自分の頭で考えてごらん!もちろん大人も手伝うよ、と言うものだと考えます。世界の変化を知らずして準備をする様子は、その先に大きな滝が待っている事を知らずに悠々と川下りをしている姿が目に浮かびます。大人としてやるべき事は、せめて世の中の真実を教えてあげる事だと私は考えて、主催するスクールではテキストそのものが世界の事を学ぶ構成になっていたり、特別講座として「未来と世界のRealを知る」(ミラセカ)と言う講座を開いています。ご興味のある方は是非お問い合わせ下さい。一緒に子供達を正しい未来へ導きましょう。

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